教育をテーマに議論をすると「厳しくしつけるべきだ」、いやいや「褒めて伸ばすべきだ」など意見が分かれることがあると思います。
今回は、「教育の目的とは？」「叱ってはいけない」「褒めてはいけない 」などを幸せになる勇気の書籍からアドラー心理学的視点を確認していきます。 組織内における上司、部下の関係にも応用ができるでしょう。

アサーションとは、対等でお互いの立場を尊重し合う関係を築く上で適切な自己表現を目指すためのものです。
そのためには、自分の表現の傾向を知り、その傾向が関係性を築く上でプラスに働いているのか、マイナスに働いているのかについて客観的に気づくプロセスが大切です。
自己主張しずらい関係について、友人関係や雇用関係などが例として挙げられることが多いですが、今回は、遠慮がないからこそ、適切なアサーションができていない可能性がある家族関係を例に挙げて、コミュニケーションについて考えていきたいと思います。

前回の理論で学んだことを対面形式のロールプレイで実践します。
1.家族関係
2.組織内関係
頭で理解したことを実際に置き換えて体得することにより理解を深めます。
（この回だけの参加でも理解はできます。）